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Novel Creator として創作活動しています。小説『ネット恋愛』・・・3の倍数日に連載中☆ミ・・・☆

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戦う男が安らぐ場所♪
戦列艦・ストライクイーグル号でヨーロッパを離れたセレム=リーシェス。

カナリア沖を南下して穀物海岸あたりから進路を南西に向ける…

向かった先は南米東岸、リオデジャネイロだった。


セレムは、ある決意をしていた…

今まで海戦においては砲撃戦重視だったけど、やはり白兵戦能力も高めなければいけない。

それで南米東岸の沖合いで白兵修行を行うことに決めたのでした…。



やがて、南米・リオデジャネイロに到着した。

セレム
『スペリオル!ストライクイーグルを航海仕様から戦闘仕様に変えておいてくれ!』

副官スペリオル
『キャプテン・セレムは、どこかへ行かれるのですか?』

セレム
『しばらくリオを拠点にするからな。そのためにまずやらなきゃいけないことがあるんだよ』

そう言うとセレムは意味ありげな笑みを浮かべて歩み去っていった。

副官スペリオル
『やらなきゃいけないこと?なんだ?』

副官ウィル
『キャプテンの奴、お帰りは明日だな』

スペリオルは首を傾げた。



ストライクイーグル号を離れたセレムは酒場に向かった。
両手に木箱を抱えながら…

酒場では肌が浅黒い気さくな女の子が陽気に笑いながら客に酒を運んでいた。

セレム
『ようっ!ジセル!』

ジセルはセレムに気づくと満面の笑みで近づいてきた。

ジセル
『セレム!久しぶりだね!また南米調査しに来たの?』

セレム
『いや、今回は南米沖合いの地元海賊の掃討さ。しばらく厄介になるよ』

そう言うとセレムは意味ありげな視線でジセルを見つめた。

ジセル
『あー、あのね、今はちょっとダメなんだ…』

セレム
『さては新しい男に気に入られたか?』

ジセル
『そ、そんなんじゃないよ。とにかく…』

セレムはジセルをテーブルに着かせると木箱をドスンとテーブルに置いた。
そして蓋を開ける…

木箱の中には、ドレスや指輪など高級な衣装や装飾品が詰め込まれていた。

セレムは椅子に腰かけているジセルの前で片膝をつくとジセルの右手を両手で包みながら見上げるようにジセルの瞳を見つめた…

セレム
『あの夜以来、ジセルのことを忘れた日はなかったよ。この箱のものはすべてジセルの為に世界中から集めたんだ。寂しい思いをさせたぶん、喜ばせたいと思ってね!これはほんの気持ちだよ。僕のジセルへの想いは、これだけじゃ言い表せない。僕の想いはこの南米大陸よりも………くどくど』

ジセルの目を見つめ口説き続けるセレム。

まもなくジセルはセレムの虜になったのでした…☆

↓ ジセルの元でお泊まりすることになった夜の騎士・セレム(笑)
20130522




ちょっとここからオトナの話だけど、酒場娘とお泊まりって何してるんだろね?
翌朝の酒場娘のセリフに『凄かったわ』とか 『もう離れたくない』とかいうセリフがないからラブシーンではないと思うけど。
(笑)

それは、ご想像にお任せしますってことだろね!

ちなみにこの物語で、セレムはジセルとどう過ごしたかというと…
もちろん……♪
:.*.・。(*´-ω)(ω-`*)。・:*:・


以上、脱線的オトナの話でした。(笑)



翌朝、ストライクイーグル号に戻ったセレムは甲冑を装備してイスラム風のマントをたなびかせていた。

リオデジャネイロ港を出航する戦列艦・ストライクイーグル号。

船首あたりで出航の指揮を執るセレムに副官スペリオルが近づいてきた。

副官スペリオル
『素敵な夜をお過ごしのようで…』

セレム
『スペリオル、戦い続ける男には安らげる女という場所が必要なんだよ。明日、生きている保証などないからな…』

副官スペリオル
『そうですな。ごもっともです』







その頃、アムステルダムの港ではセレムのアシスタントであるミリアンが探し物をしていた。

ミリアン
『私のドレスやアクセサリーが入った木箱がないよー!中古品だから売ろうと思ってたのにー!』

副官アメリゴ
『あ、それならキャプテン・セレムが持っていきましたよ。必要経費だとか言って…』

ミリアン
『セレムの女たらしーっ!』


アムステルダムの空にミリアンの叫び声が響き渡り、驚いた鳩たちが大空を慌ただしく飛び去っていくのでした…




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