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Novel Creator として創作活動しています。小説『ネット恋愛』・・・3の倍数日に連載中☆ミ・・・☆

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多勢に無勢なら兵法で乗り切る♪
南米東岸の沖合いで地元海賊の掃討を続けるセレム=リーシェス。

しかし時にはギルドからの依頼を受けて特定の勢力に戦いを挑むこともあった。


リオデジャネイロのギルドからの依頼でバイーアの街に向かったセレムは、街の人々から、船に大きな穴をあけて沈める海賊の話を聞いた。

さっそく討伐に向かうべく彼らの縄張りである海域へと向かった…


南米大陸が見えなくなるほど沖合いまで来たとき、戦列艦甲板上で周囲を警戒していたセレムは嫌な予感に襲われた。

戦列艦を取り囲むように何かが接近してくる…

セレム
『これ、やばいぞ…』

甲板上の乗組員たちも騒ぎ始めた。

副官スペリオル
『あ、あれは、バイーアの人々が話していたヴァレンサ突撃艦隊!』

セレム指揮下の戦列艦を10隻ほどの戦闘仕様のガレー船が包囲しようとしていた!

セレム
『あいつら、突撃用にラムをつけてるな。しかも10隻。まともに戦っても勝ち目は薄い』

副官スペリオル
『多勢に無勢です。ここは撤退しましょう!』

甲板上の水兵たちも、包囲網を狭めるガレー船団を不安そうに見つめていた。

副官ウィル
『10隻のラムの体当たりと白兵戦では明らかに不利だな。どうする?セレム』

セレム
『ウィルまでが珍しく弱気だな。確かに多勢に無勢だが、まだ勝機はある!』

セレムは甲板上から包囲網を狭めるガレー船団をぐるりと見渡すと命令を下した。

セレム
『面舵いっぱい!とりあえず逃げろ!』

副官ウィル
『なんだ、結局は逃げるんじゃないか!』

↓ ガレー船団に多勢に無勢。逃げるセレム。
2013052701


逃げる戦列艦を追うガレー船団。

しかしセレムは、ある程度、ガレー船団との距離が開くと反転、停船を命じた。

副官スペリオル
『キャプテン・セレム!なぜ停船を?追いつかれたらラムに刺されますよ!』

セレム
『左舷全砲門!追いかけてくる最前列のガレーから1隻ずつ順番に砲撃!』


戦列艦への追撃態勢に入っていたガレー船団は包囲の陣形を崩して我先にと戦列艦に向かっていた。

戦列艦左舷の全砲門が凄まじい速射を始めると、あっという間にガレー船団を壊滅させてしまったのでした…。

副官スペリオル
『お、お見事です!キャプテン・セレム!でも多勢に無勢なはずなのになぜ…?』

セレム
『多勢に無勢なら、敵の兵力を分散させて個別撃破をすればいいのさ!敵の戦力が10なら分散させて1にしてしまえばいい。そうすれば圧倒的な火力のある戦列艦で1隻ずつ沈めることができる。孫子の兵法書・虚実篇の実践をしただけだよ』

それを聞いたスペリオルは感心しながら唸った。


↓ ヴァレンサ突撃艦隊を個別撃破していくセレム。
2013052702





こうしてヴァレンサ突撃艦隊を全滅させたセレムは、依頼の報告をするためにリオデジャネイロへと向かうのでありました…。





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